大阪、はじまりのスリーデイズ③

〜前回までのはるどりブログ〜

 

 

道頓堀から再び真夜中の京橋へ。疲れ果てたメンバーが眠りにつく頃、はるどりは一人の美女に声をかけられる。「もしかしてこれはワンチャンある?」

ホイホイとついていったバーにて、美女による保険の勧誘が始まった・・・

 

 

三日目。

 

1月15日、伊丹WADO。
キタムラリョウと815の好意で、急遽割り込ませてもらった。

僕には、この日が自分にとってとても大事な日になる確信があった。なぜだかはわからないけれど。
奇しくも「メッセンジャー」発売よりちょうど一ヶ月。節目を強く感じた。

 


デリカロクシナで、三重のライブを経た三人と再会。
「おーはるちゃん」
「はるー!よろしく」
「はるくーんおはよー!」
当たり前に、普通に、僕を受け入れてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。

 

 

そして、WADOのマスター、しんじさんと再会。

急遽企画に割り込んだ僕を、しんじさんはいつものまっすぐな笑顔で熱烈に歓迎してくれた。

 

しんじさんとはJFSの立ち上げ時、2011年くらいかな。もう5、6年の付き合いになる。とても熱くて、まっすぐで、愛したミュージシャンはとことん愛してくれる、ずっとそんな人だ。アキドリのことも、ずっとずーーーっと、大切にしてくれていた。

でも、僕はその気持ちに応えられないことが多々あって。

JFSで歌いながらも僕は常にふらふらと、拠り所なく彷徨っていた。不安と焦りに押しつぶされそうで、守りたいものがなんだったかも、見失いそうで。

 

そんな折、しんじさんのあの真っ直ぐな眼差しがとても怖くて。

浅はかで醜い、自分の本質を見透かされて、

きっと嫌われてしまうと思ったから。

 

 

WADOと、しんじさんと、ちゃんと再会したい。

今度こそちゃんと、何も隠さずに向き合いたい。

ほんとはずっと、ここで一緒に笑いたかったのだと、今なら素直に言える。

 

 

そのために僕は自分の全てを見せたい。

だから、歌う必要があったんだ。

 

 

ゆったりと流れる時間。

りょうちんと815ののんびりセッションを聞きながら、しんじさんとたくさん話した。

 

僕は、あらためてしんじさんが大好きになった。真っ直ぐな眼差しは、怖くなんてなかった。ただただ純粋な愛に満ち、志を湛えていた。ここまで来るのに随分時間がかかったけれど、ともあれ、ここまで来れた。

初めまして、ただいま。

 

 

しんじさんがWADOの準備に行った後、僕もセッションに混じってたくさん笑った。

テーブルにはりょうちんの落書きがあった。

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なんだかわかんないけど、すごくグッときちゃって。

 

 

徐々に緊張感高まるスタート前。

かっこいい写真だ!

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うーちゃんが僕に話しかけてきた。

「あのね、今日のライブは、何年後かに振り返った時、『あの日が始まりだった』って思い出すような、そんな日になる気がするね。」

 

俺もずっと、そう思ってた!

これまたグッときちゃって。

 

 

カウンターいっぱいのお客さん。JFSでもおなじみの顔もたくさんあった。みんな、本当に久しぶりで、かつおの時と同じく、アキドリがなくなって一人になった僕を、期待と不安を胸に見つめてくれているようだった。

 

 

キタムラリョウの、粋なウェルカムライブの後、

オープニングアクトではるどり。

 

ようやくWADOで歌った。

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生音ライブは昔からあまり得意じゃない。僕は声がちっちゃいことをずっと気にしていたから。でも、この日は何も関係なかった。むしろマイク要らなかった。歌う人と聞く人の間になんの壁もないことを、状況が説明してくれているようで。

ちっちゃい僕の声に、みんなが耳を澄ましてくれるのは、本当に本当に嬉しかった。

 

 

SET LIST

1.まごころ

2.ミュージック

3.あふれだす

 

+1.メッセンジャー

 

 

精一杯を届けた後、客席に挨拶をして、しんじさんと握手を交わした。

もう何一つ、隠し手などない。アキドリを始めたあの頃と同じ。

「これが、はるどりです。ありがとう!」ただそれだけ。

 

 

 

そして。

ツアーを経た、815のまさに全開ライブだった。

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ねぇ、うさぎさん〜ストライプは、さながらうーちゃんとのぶさんのメッセージのリレーのようだった。泣いたなぁ。

最後に「未来に咲く花」を全員でセッション!

これもずっと一緒に歌いたかったのだ!

 

 

 

そして、キタムラリョウ。

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たけだあすかちゃんとの「ハニームーン」も最高でございました。

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最後はみんなで、「やっぱり心の旅だよ」

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かつお〜WADOは僕にとっても小さな旅だった。

815をはじめとして、かつおさん、しんじさん、さやぱん、ピロ、二ゴーさんとの再会の旅であり、

何よりキタムラリョウという男ともう一度出会う旅だった。

 

 

思えば815との出会いも、再会も、

キタムラリョウの一声がきっかけ。

代々木原シゲルもそうだし、初めてのツアーに誘ってくれたのも。

今僕が誇れる大切なもののたくさんは、彼がくれた。

長いこと忘れていたけど、アキドリでフォークをやろうと思ったのも、キタムラリョウの音楽に衝撃を受けたからだった。

 

なんなんだろう、この男は。

僕とは正反対のくせしてさ。

喧嘩だってたくさんしてきたのにさ。

いつだってこいつは絶対に、憎らしいほどに、キタムラリョウをブラさない。

そして今、人生という長い旅の中で、彼もひとつ殻を破ろうとしているように感じた。

自分と向き合うこと、音楽と仲間を愛することを、誰よりも懸命にやってきた彼が向かっている先は、「誰かのために歌う」ということなのかもしれない、と強く感じた。

それはすげーことだ。すげー価値のあることなんだ。僕にはわかる。

 

 

「歩くのに、早いも遅いもないよな。はるちゃんが決意固めてここまで這い上がってくれたように、俺もここまでやってきてようやく分かったことがたくさんあってさ。俺ら、まだまだやれるよな。」

 

 

僕と正反対なこの男とは、またそのうち、衝突だってするかもしれない。

それでもきっと、どんなに離れても、

僕はこの男に憧れ続け、愛し続けると思うし、

こいつが大声を上げるなら、どこへだって飛んで行くだろう。

 

 

「はるちゃん、おかえり。」

10月、GAJでは交わさなかった言葉。

「ただいま。これからも、よろしくね。」

 

 

 

デリカロクシナの牛タタキ丼。

幸せがほとばしるうまさでありました!

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ライブ後はみんなでマスターしんじさんの家へ。奥様が熱烈に歓迎してくれた。なんなのWADOファミリー。あったかすぎて泣いちゃう。

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手前はしんじさんの愛娘、りりーちゃん(3)。

絵面がやばいですけど、彼女は僕の歯を磨いてくれています。

ものすごく、血が出ました。

 

 

 

 

キタムラリョウ、

815のぶさん、うーちゃん、

WADOしんじさん、スタッフの皆さん、安原家みやさん&ちびっこたち、

 

あの場にいてくれた皆さん、拍手をくれた皆さん、

 

そして、大阪三日間、出会ってくれた皆さん。

 

ずっと、ああして笑い合いたかった。大好きだって、叫びたかった。それが少しだけ、できるようになった気がするよ。

ありがとう!またライブで会いましょう!

 

 

 

 

 

■1月20日(金) 兵庫・尼崎 ブラントン
【その人生、まっだまだ味するっしょ?】
開場18:30 / 開演19:00
料金:前売2200円 / 当日2700円(ドリンク別)
出演:はるどり / 奥村兄弟×てふてふ / 想ワレ / 陽香 / ネコレクション

 

 

■1月22日(日) 大阪・谷町四丁目 SKIPPY
【酒ヒロ酒場〜新春メッセンジャーズ編〜】
開場19:00 / 開演19:30
料金:2500円(ドリンク別)
出演:酒井ヒロキ / はるどり

 


■1月31日(火) 東京・高田馬場 四谷天窓
【誰が為に音はなる〜7♪】
開場18:30 / 開演19:00
料金:2400円(1ドリンク別途600円)
出演:はるどり(20:45〜出演予定) / ききまたく / 山先大生 / おつかれーず / 815-ハチイチゴ-