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あふれだす【メッセンジャー全曲解説①】

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『もう二度と、離さない』


もうずっと前から、恐らくはソロ活動を決意した頃から、この曲を一曲目、始まりの歌にすることは心に決めていた。
この春に書いて、どんな辛いときも心の中で鳴ってた。僕を支え続けてくれた一曲だ。
「この曲を誰かに届けるためなら、頑張りたい」
そう思わせてくれた曲だ。

 

ただ、歌詞で一行だけ、納得のいかない部分があって、悩んでいた。

悪くないけど、なんか足りない。そんな気がしてた。

 

忘れもしない今年の10月2日。

僕の友達、代々木原シゲルが運営している音楽フェス「GO AROUND JAPAN」を観に行った。


そのフェスの前身「JAPAN FOLK SPIRIT」から、僕はあまりよくない離れ方をした。
めちゃくちゃ愛するジャパンフォーク故に、些細な穴やほころびさえも許せなくなって、座長であるシゲルを責めて、そのままなんとなく、疎遠になってしまったのだ。

それを皮切りに、ジャパンフォークで出会った仲間とも次々と疎遠になっていった。そして、それで結構、とも思っていた。


僕はめちゃくちゃ意地を張っていた。
めちゃくちゃ、他人にムカついていた。
でもきっと、一番ムカついていたのは自分に対してだった。

 

また会いたい、話がしたい、あの時のこと、謝りたい。そんな思いは一人になってからずっとあって。
何よりも、単純にGO AROUND JAPANに興味があった。ありまくった。

 

でも、、、もし、邪魔者扱いされたら?今更なんなんだって言われたら?
傷つくのが怖い。

 

でも、結局、悩む時間が無駄だと思った。
どの道行かなきゃ後悔する。
行きたいから行くのだ。
たとえ居場所がないとしても、俺は行く。

 

 


でもそしたら、居場所はあったよ。。
たくさんの人が、笑ってくれた。
もちろん、色んな人と積もる話はあるけれど。
でも、その前に、ただ、再会を喜んでくれた。
肩を組んでくれた。
抱きしめてくれた。
ビール奢ってくれた。
モンスターボールで捕まえようとしてくれた(ポケモンGO)

 

 

思った。

ああ俺はなんて、簡単なことを忘れていたんだろう。
好きな人に、なんと思われていようが構わんのだ。俺が君を好きなのだから。

立場も損得も関係なく、好きだって思える人が、会いたい話したいって思う人が、こんなにたくさんいたんだな。

そこには壁なんてなかった。

 


その日、シゲルの懐かしいイビキとクシャミを聴きながら眠り、
朝起きたら鎌田さんから曲のアレンジが来ていた。
静かなフェス明けの朝日とシンクロして、それはそれは美しいものだった。


それを聴きながら帰り道、
あれほど長い間悩んだ歌詞が、スッと浮かんできた。

「もう二度と、離さない。」


たくさんの人が差し伸べてくれた手を、僕は振り払ってきた。
それでも今、また僕の手を、掴んでくれる人がいる。
もう二度と自分から、この手を離すようなことはしない。




さて長い前置きになりました。これが僕の一曲目です。

 

歌が、あふれてくる。
僕が心から歌いたい、歌だ。
君に心から届けたい、歌だ。

 

 

 

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